プロフィール

東俊介

Author:東俊介
元大崎電気ハンドボール部
元日本代表キャプテン
1975年生まれ

皆さんこんにちは。
この度シュータスのHPで「アズマイズム」と題したブログを公開させていただくことになりました。
「ism」とは主義や主張、学説などのことをいいます。
つまり「アズマイズム」とは僕の主義、主張です。
ハンドボールを始め、様々なスポーツや出来事について僕が日々感じ、考えた事などを徒然なるままに書きつづっていきたいと思いますので、シュータスのHPを訪れた際には是非ともついでにのぞいていって下さいね。


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NOT FOR SALE

ハンドボール界のみならず、
スポーツ界の枠をも飛び越え、
国民的行事とまで言われた
北京五輪アジア予選の再試合が終わった。
(1/29(火)~30(水)
国立代々木競技場第一体育館)



この再試合が行われるまで、
TVや新聞各紙を始め、
様々なメディアに「ハンドボール」が
取り上げられない日は無かった。



五輪予選のやり直しという前代未聞の事態や、
その背景にある「中東の笛」という謎の言葉。



スポーツマンNo.1に2度輝き、
各種メディアに露出していた
競技を代表するスター選手・宮崎大輔の存在。



あまり知られてはいないが、魅力的な競技性。



国民にとってこれほど
興味を惹きつけられ、
メディアがこれほど扱いやすい
題材はそうそう無いだろう。
(僕がハンドボールを知らなかったとしても
絶対に興味を持っただろうと思います)



かくてメディアは先を争うように
ハンドボールを報道し、大輔を始めとする
日本代表選手、チームは一躍時代の寵児となった。



スポーツ紙の1面を飾り、
一般紙でも特集が組まれ、
TVのニュースでは毎日の様に
関係者がコメントを求められ、
スポーツコーナーのトップで
ハンドボールが紹介されるという
信じられない日々が続いた。



これは、夢なんじゃないだろうか?



何度もそう思った。



目が覚めると、豊田市で行われた
前回の予選が終わったばかりで、
こうなれば良いのに・・・と考えていたことを
夢に見ているだけなんじゃないかと。



しかし、これはまぎれもない現実だった。


 


五輪予選の再試合が報道され始めた頃から、
正式に開催が決定するまで幾多の紆余曲折があった。



日程も、参加国もなかなか決まらない。



実際に試合が行われるのかもわからない。



そんな中でも、日本代表選手は
慣れないメディア対応に追われ、
目の前のリーグ戦を戦いながら
必死でトレーニングを重ねてきた。



ここで勝てば、日本のハンドボールは変わる。



ハンドボール界の誰もが、
そう思っていただろう。



さらに、日本代表選手はこうも
思っていたのではないだろうか?



ここで勝てば、人生が変わる、と。


 



迎えた決戦の日。



会場には10,000人を超える
(女子はおよそ4,200人)
観客と多くの報道陣が詰め掛けた。



満員に膨れ上がった観客席は、
韓国の赤と日本の青に分かれ、
コートだけではなく、スタンドでも
熱く激しい戦いが繰り広げられた。


 


結果、日本代表は、男女ともに
韓国代表にやぶれ、五輪の出場権を
獲得することは出来なかったが、
(女子 日本21-34韓国
 男子 日本25-28韓国)
気持ちが伝わる熱い試合を魅せた。



特に男子は素晴らしかったと思う。



己と国の誇り、そして競技の未来を背負い、
懸命にプレーする姿に心から感動させられた。



まさに、命懸けのプレーだった。



会場を訪れた観客はもちろん、
TVで観戦していた多くの人々にも、
ハンドボールという競技の魅力を
余すところなく伝える事が出来た。



そんな試合だったのではないかと思う。



もし、前回豊田市で開催された予選で
五輪の出場権を獲得していたとしても、
こんなに世間にハンドボールという競技が
届くことはなかったのではないだろうか?


 


僕は、今回の事は今まで中東の横暴に
長い間泣かされてきた日本のハンドボール界に、
ハンドボールの神様が与えてくれた
大きなチャンスだったのではないかと思っている。



一部の報道では、今大会の開催には
多額の費用がかかり、収益については
主催であるIHFが管理するため、
多額の損益が残っただけで、今大会は
五輪出場権を獲得出来なかったことを含め、
大失敗だったとされているようだが、
僕は全くもってそうは思わない。



確かに五輪の出場権を
この再試合で獲得することは
出来なかったかも知れないが、
男女ともにIHF最終予選の
出場権を獲得することが出来たし、
(もともと女子は最終予選の出場権を
持っていたが、前回の予選で3位だった
男子は最終予選の出場権を持っていなかった。
ちなみに最終予選の日程は以下の通り。
男子:5/30~6/1(クロアチア)
女子:3/28~30(開催地未定))
何より、世間の印象を「ハンドボールってナニ?」から
「ああ、あのハンドボールね!」へ変えたということが
とてつもなく大きな財産だったのではないかと思う。
(仮にこれだけのプロモーションをする為に
かかる費用を算出してみたとするならば、
とても今大会の金額では済まないでしょう)



また、お金があればスポーツの勝敗さえも
買うことが出来るという無茶苦茶な
理屈がまかり通らなくて本当に良かったと思う。



お金は確かに大切だ。



でも、お金は全てじゃない。



いくらお金を積まれたとしても、
絶対に譲れない、譲ってはいけないものがある。



それが、誇りであり、魂だと思うし、
それを売り渡すくらいなら死んだほうがマシだ。


 


僕は、そう思う。


 



今回、日本ハンドボール界は
お金では決して買えない
貴重な経験をたくさんした。



この一連の騒動に関して集まった
ハンドボールへの異常なまでの
注目を単なる一過性のものにせず、
これまで積み上げてきたものに加え、
未来への大きな財産として活かすことが
今、この時代にハンドボールに携わっている
全ての人々に課せられた義務であり、責任だと思う。



過去の、そして未来の
日本のハンドボールを
愛する仲間たちのために。


 


本当に大切なのは、これからだ。


 



P・S


今大会の運営に関わった多くの皆様ならびに
日本代表に熱き声援を送ったサポーターの皆様、
何より全国のハンドボーラーを代表して
戦ってくれた男女日本代表チームに
心から敬意を払うとともに感謝します。



皆様本当にお疲れ様でした。



そして、ありがとうございました。



また、男子の試合については、いずれ機会があれば
細かく書いてみたいと思っていますので、お楽しみに。



あーあと、2/6(水)15:00から、
インターネット放送の
「あっ!とおどろく放送局」に
生出演することが決まりましたので、
興味のある方はご覧になってみて下さい。
(http://www.odoroku.tv/variety/smile/index.html)



今度はお蔵入りになんなきゃ良いけどなぁ・・・


 



(おまけ)



200801291715000_1.jpg
(香川県から駆け付けた
高松大学の横手健太監督。
そうそう、香川といえば、
以前リーグのときに食べた
チャーシューの代わりに
豚肉のスライスがのった
謎のラーメンを先日発見しました。
(ずっと気になってたんですよね)
200802011646000_2R.jpg
このラーメンは「徳島ラーメン」で、
(今回は徳島ラーメンの東京初進出店である
池袋の「ほんまや」さんに行ってきました)
200802011638000_3.jpg
(ほんまや。入口に阿波踊りの像が置いてある)
鶏ガラと豚骨を2日間じっくり煮込み、
徳島産の醤油と荒塩をブレンドしたコクのある
豚骨醤油スープに、特製ダレで煮込んだ
豚肉のスライス、生卵を加えた個性的なもので、
ご飯のおかずとして食べるのが徳島流なんだそうです。
200802011650000_4.jpg
(ちなみにご飯には豚肉をのせ、スープをかけて食べる)
食後には温かい烏龍茶のサービスもあるなど、
(後味がスッキリするんだよなぁ~)
こころ憎い気遣いもあり、お薦めですよ!)



200801291716000_5.jpg
(大崎→車体で活躍され、現在は
日体大女子のコーチを務める辻さんと。
(相変わらずカッコイイ!!!)
えー、撮影は濱口さんですので、
苦情はそちらのほうにお願いしますね、森本さん!)



200801301634000_6.jpg
(元日本代表監督で、昨年の全日本総合では
日体大男子をベスト4に導いた松井幸嗣監督と。
松井監督も中東の笛には何度も
苦労させられていましたので、感慨も
ひとしおだったのではないでしょうか?)



200801301804000_7.jpg
(富山県から応援に駆け付けた
高岡向陵高校の瀬川先生と大房先生。
同期の太田と一緒に日本代表に
熱い声援を送っていましたね~)



200801302341000_8L.jpg
(左から中ちゃん、武本、
タバル、ヤンベ、高岡、雄二朗。
タバルとヤンベ、雄二朗は、はるばる
熊本から応援に駆け付けてくれました。
次は熊本でゆっくりと飲もうぜ!
ちなみに雄二朗から貰った
井出らっきょのフィギュアは
その日のうちに生麻くんに奪われました)
200801302228000_9.jpg
(井出らっきょのフィギュアを
片手に非常に満足げな表情を
浮かべる善雄さんの愛息・生麻くん)



200801301320000_10.jpg
(男子の試合前にゲンかつぎで食べた
ゴーゴーカレーのロースカツカレー。
(勝つカレー食って、北京にゴーゴー!
・・・みたいな???←フザけてんのか?!)
そういえば、ゴールドカレーに
対抗したのかどうかは分かりませんが、
(2008-01-27
「ちっちゃいミクロのアシスタント」参照)
ゴーゴーカレーでも大食い
メニューを始めたようですね。
200801301318001_11.jpg
(1日限定5食。総重量2.5kgを誇る
メジャーカレーワールドチャンピオンクラス)
濱口さん、そろそろいっとこうか?)



200801301835000_12.jpg
(顔面を韓国カラーの
真紅に染め上げていたため
クレームを付けようとした僕に、
「日の丸ですけどナニか?」と
鮮やかすぎるカウンターを見舞った
ハンドボール界のヒース・ヒーリング、
(もしくはデニス・ロッドマン?)
大同フェニックスの浦田悠司選手。
おめーはいつも俺を楽しませてくれるぜ・・・))


 


 



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コメント

おまえは8がよくにあうぜっ!! なんでかな~??
最終予選楽しみにしとくぜっ!!!

再試合・・。

こんばんはi-179代々木の試合では東さんのすぐ後ろでチアホーンを吹かせてもらっていた者ですi-189なんとか選手の後押しを出来るように精一杯、腹の底からチアホーンを吹いていました。
試合の裏話・・。あんは試合はあまり見えず・・東さんの声に合わせようと東さんの声ばかり聞いていました。とにかく今回の大会は観客ではなく、サポーターとして臨みたいと思っていたので満足ですi-228(もちろん大崎の試合もサポーターとして臨んでいますi-87
ホントにハンド・ハンドの毎日でしたねi-184このブームと言われて終わることのないよう私も微力ながら働きかけようと思っていますi-190
寒さも厳しくなってきましたので風邪やけがに注意して下さいね!!また応援に行きますi-237i-199

韓国戦

あんさんと同じく、韓国戦では東さんの間近くでチアホーンを吹かせて頂きました。
一階で指揮をとってくださったまんぼうさんの声があまり届かない二階で、サポーターが迷わずに、一階に合わせ、力いっぱい熱く応援できたのは東さんの力強いリーダーシップ&応援のおかげでだと思っていますv-218…私も東さんの声を聞いて動いてましたv-356
本当にありがとうございました❤
以前に過去の東さんの記事を拝見して、観客でなくサポーターでありたいと思い応援してきたので、今回東さんの横で応援できて光栄に思いますv-343
準備から、応援、後片付けまでお疲れ様でした(*´∀`*)
二月のリーグ戦、今度は大崎のサポとして、応援に伺わせて頂きますv-355
寒い日が続きますが、お体にお気をつけてくださいね(´▽`)/

私もこの再試合、2日間、行きました。
男子の試合は、チケットもなかったので、かなりの時間、並びましたが・・・。
しかし、東さんがおっしゃる通り、お金では買えない
貴重な経験・体験ができ、感動の2日間でした・・・。

日本にとっては残念な結果になりましたが、まだ終わっていません・・・。
これからも、サポートできたらいいなぁと思いますi-236
皆さん、お疲れ様でしたi-178

一階の動きを見ながら、東さんの口火も聞きつつタイミングを合わせるのはなかなか難しいですね(反省)。

連日、朝からハンドボール報道がない日のほうが珍しい日々、ハンドボールが何たるか?はもちろん、ハンドボールの魅力も伝わった怒涛の一ヶ月ではなかったでしょうか。

ここから毎月のようにハンドのイベントが続く中、きっちり報道していってもらいたいですね。

追伸
31回終了時点のシュート数を得点と勘違いしてました。その節は大変失礼いたしました~。

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毎日ハンドボール情報が入ってきて嬉しかったです。今まで選手のブログを見るくらいしか情報が入って来なかったので…
今まで「ハンドボール部です」と言ってもみんなわからなかったのですが、今ではみんなが知ってくれて嬉しくなってます★

もっともっとハンドボールの楽しさを知って欲しいです。

ハンドを愛する人たちから、すごい感動をいただきました、ありがとうございます!
私はただのいちファンですが、素晴らしいファイト!をいただいたことは、いつまでも忘れません。。。
これから、例えば野球のようにブラッといつでも楽しめる、親しみのある楽しいスポーツになっていって欲しいです。

かなり遅れての・・・

応援、、、お疲れさまでした。

あの観衆には身震いしました。
メディアに取り上げられ、、、
試合に負けたものの、ハンドボールに興味を持って貰えてことは、何よりも代え難いことだと思います。

これが一時的なブームではなく、
ハンドボールという競技が、国民に浸透してくれればと願っています。

お疲れ様です!

北京オリンピック再予選お疲れ様でした!試合前ウロウロしてたら偶然東選手を見つけて、サインしてもらえて、握手してもらえて本当に嬉しかったです!ブログをいつも読んでるので、頑張って更新お願いします!めっちゃおもろいし、すごい心に響くような事を書いてくれるので本当に楽しみです!

遅ればせながら・・・。
2日間ともに東さんのすぐ後方で応援させてもらいました。
国際試合が初めてだった私でも、東さんのおかげで熱い声援をおくる事ができて嬉しかったです!
今回の結果は残念でしたが、最高に感動した試合でした。
試合後に東さんや大崎の選手・関係者の方々が、ゴミ拾い等をされている姿にも感動させられました。

日本ではいつの間にかハンドの人気が爆発だね!!
人気が出たのも凄く凄く嬉しい!けどそれ以上に豊田の体育館で悔しい思いをした選手達、そして中東の笛に吼えたAZMAXが報われて本当に良かった!!世界選手権がヨーロッパだったら絶対に応援に行きたいな!3・1はまだ日本にいなくて「ああ~~ずま~~!!!行け~~~!!」と叫べないけど、ヨーロッパから叫んでるからね!!ガンバレAZMAX!!

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