プロフィール

東俊介

Author:東俊介
元大崎電気ハンドボール部
元日本代表キャプテン
1975年生まれ

皆さんこんにちは。
この度シュータスのHPで「アズマイズム」と題したブログを公開させていただくことになりました。
「ism」とは主義や主張、学説などのことをいいます。
つまり「アズマイズム」とは僕の主義、主張です。
ハンドボールを始め、様々なスポーツや出来事について僕が日々感じ、考えた事などを徒然なるままに書きつづっていきたいと思いますので、シュータスのHPを訪れた際には是非ともついでにのぞいていって下さいね。


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Real

皆さんこんばんは。





世の中というのは、

思うようにはいかないものだと

今さらながらに思い知らされている東です。





正直、まだ心の整理がついていないのですが、

そんな状態で考えたことを記しておくというのも

必要なのかも知れないと思うので書くことにします。

(もしかしたら後で削除するかも知れませんが)









~2006~2007シーズンを振り返る~





今シーズンはチームにとっても、

僕個人にとっても本当に

厳しいシーズンだったと思う。





それは、始めから、終わりまで。





その今シーズンを振り返る前に、

まずはここまでの流れを簡単に。









「序章」





2004~2005シーズン。





僕たち大崎は総合を除いた

3つのタイトルを獲得した。





実業団でチームとしては17年ぶり、

僕個人としては初めての優勝を飾ると、

地元埼玉で開催された国体と日本リーグを制した。





僕らはこのままどこまでも強くなれると思っていた。





新たなシーズンに向けての不安なんか、無かった。









2005~2006シーズンを前に、

海外移籍を視野に入れ、未だ優勝の経験が

無かったチームをキャプテンとして力強く引っ張り、

結果を残した善雄さんがチームを離れた。





それに伴い、僕はキャプテンに就任することになった。





不安やプレッシャーはもちろんあったが、

それ以上に前年あと少しのところで逃した

四冠という目標に挑むという気持ちのほうが強かった。





時を同じくして、僕はドイツで

開催される世界選手権を目指す

日本代表のキャプテンも任されることになった。





前回、チュニジアで行われた

世界選手権の直前強化合宿後に

最終メンバーから落選して、

フランスから帰国した僕にとって

これ以上のチャンスは無いと思った。







今度はキャプテンとして

世界への扉を開くという

チャンスがあるんだ、と。









夏。







まず、大崎のほうで目標が崩れた。





実業団で大同に敗れ、準優勝。





四冠の目標は達成出来なかった。





僕らが国内で味わう久しぶりの敗北だった。









秋。





岡山で行われた国体で2連覇を達成。





海外への移籍が思うようにいかず、

チームへ戻ることになった

善雄さんが戻ってくる前の最後の大会。





僕はとにかく優勝したかった。





善雄さんがいなければ

勝てないと言われるのが

ナニよりも嫌だった。





僕にも、僕らにも意地がある。





そして、僕らは勝った。





国体でしっかりと結果を残した

チームに善雄さんが加わり、

僕たちは一つの頂点を迎えようとしていた。









冬。





福井で行われた総合。





昨シーズン、唯一獲ることが

出来なかったタイトルを僕たちは獲得した。





チームは自信にあふれていた。





今にして思えばこの時、僕らは

一つの山の頂上にいたような気がする。





さらなる高みを目指すならば、

また別の山を登らなければいけない。





しかし、僕らは同じ山の

頂上に土を盛るようなことを

してきたのではないだろうか?





一度掴んだ成功をリセット

するというのは、本当に難しい。









年明け、花巻での日本リーグで大同に敗れた。





まだ、チームに危機感はなかった。





今思えば、この頃から

僕たちの「自信」は「過信」に

なってしまったのかも知れない。





僕らが気付かないうちに、少しずつ、

しかし確実にチームは何かを失っていった。





それは勝利への飢餓感なのか、

競技へのひたむきさなのか。





勝ち続けることに慣れていない

僕らはそれに気付くことが出来なかった。





いや、薄々気付いてはいながらも、

何かを変えようとはしなかったのかも知れない。





しかし、変化を恐れては、進化は望めないものだ。







時をほぼ同じくして、日本代表でも

タイ・バンコクで行われたアジア予選で

5位に終わり、世界選手権の出場権を逃した。





大崎も、日本代表も、

問題の枝葉は違っても

根っこの部分は同じ様な気がする。





そして、その問題の種を蒔いたのは、

他の誰でもなく、僕だったのかも知れない。





もし、種を蒔いたのが僕では無かったとしても、

その芽を摘み取るのが僕の仕事だったはずだ。





それが、キャプテンというものだろう。









春。





日本リーグ連覇を目指した僕らは

プレーオフ決勝戦で大同に敗れた。





その後、京都での東アジアクラブ選手権でも

大同にやぶれ、僕たちは完全に追う立場になった。





しかし、本当に追う立場だと

心から感じたのかはわからない。





厳しい言い方だが、この期に及んでも、

僕らはひたむきな挑戦者ではなく、

傲慢な王者のままであろうとした。





いくら負けを重ねても、次にやれば勝てると。





勝負は時の運だと。





堕ちていくときというのは、

こんなものなんだろう。





僕が持っていたのは

王者の誇りではなく、

愚か者の自尊心だった。





そして、僕はその事に

未だ気付くことが出来なかった。









「迷走」





2006~2007シーズン。





実業団でやぶれ、日本代表からも

落選した僕は完全に己を見失っていた。





プレーでも、行動でも、

全くチームを引っ張ることが出来なかった。





国体では3連覇を達成したものの、

唯一人チームの波に乗れなかった。





自分が本当に嫌になった。





悩めば悩むほど、

努力すればするほど、

ドツボにはまっていった。





僕はお酒に逃げた。





ダメな事だとはわかっていながらも、

飲まずにはいられなかった。





そして、飲めば飲むほど

深い自己嫌悪に陥っていった。





もう、何もかも投げ出したくなったが、

カミさんのお腹には、待望の子供がいた。





僕は毎晩のように飲み歩くのをやめた。





こんなトコで逃げ出すわけにはいかなかった。





年明けには大崎電気創立70周年

記念パーティーが予定されており、

ハンドボール部はそこで総合の優勝報告を

華々しくするという計画が立てられていた。





僕らにとって総合での優勝は至上命令だった。





この頃にはずいぶん精神的に安定し、

心身ともに良い状態で大会に臨むことが出来た。





チームの状態も良かったと思う。





しかし、それでも大同には敵わなかった。





完敗だった。





差は開くばかりだという事を

完膚無きまでに思い知らされた。





ここに来て、僕は初めて本当に危機感を抱いた。





このままでは、何度やっても勝てない、と。









「現実」





年明けから、僕は意識改革を試みた。



内容がどんなものなのか詳しくは言えないが、

簡単に言ってしまえば、チームの一人ひとりが

変わらなくては勝つことは出来ないということだ。





僕は、年末からずっと考え続けていた

チームに必要だと思ったことを

思いっきりやることにした。





プレーオフに向け、その成果は

少しずつ感じられるようになってきていた。





僕は、そしてチームは、湧永、大同に対する

充分な準備を積んで、プレーオフに臨んだ。





自信も、手応えも充分だった。





今度こそ、決勝で大同を倒して日本一になるんだ。





チームみんながそう思っていた。





しかし、結果は準決勝で

湧永に敗退し、3位だった。





僕らは王者になるどころか、

挑戦者にすらなることが出来なかった。





僕は何度もブロッキングの反則を取られ、

大切な場面でのノーマークシュートを何本も外し、

チームの敗因の一つとなってしまった。





この世界は、結果が全てだ。





僕が年明けからやってきた事の

結果は、3年ぶりに決勝戦に

進むことが出来なかったという現実だ。





まずはこの現実をしっかりと受け止めたい。





それからでなければ、

きっと次には進めないだろうから。





敗れた翌日。





久しぶりに決勝の舞台を外から観た。





以前は良くプレーオフの

決勝戦を観に来たものだが、

その時とはまるで印象が違った。





決勝に出たことが無かった頃に感じた

憧憬や羨望の感情はなく、ただただ

悔しさと虚しさだけが胸を突き刺した。





満員の観客で埋まった会場で、

サポーターの声援を受けながら、

シーズンを締めくくる試合に出場することの

素晴らしさを改めて感じさせられた。





もう一度、この舞台に戻りたい。





心からそう思った。





そのためにはやらなくてはいけない事が山ほどある。





痛みも伴うだろう。





しかし、何かを変えなければ、

そして、本気で変わらなければ、

再びあの舞台に立つことは困難だと思う。





まして優勝することなど。





世の中、そんなに甘いもんじゃない。







来期はチームにとって、そして

僕にとって試練の1年になるだろう。





決して平坦な道のりではないけれど、

一歩一歩を大切に、確実に進んでいけるよう

しっかりと前を向いて歩いていきたいと思う。





ずっと変わらぬ応援をしてくれる

サポーターの皆さんの為にも、

そして何より自分自身のためにも

こんなところで終わるわけにはいかない。







必ず、這い上がってみせる。









~おしまい~









P・S



ずいぶん遅くなってしまいましたが、

1年間熱い応援を本当にありがとうございました。



苦しい時、皆さんの声が、姿が

僕たちの心を奮い立たせてくれました。



来期こそは皆さんに満足していただける

成績を残せるように頑張りますので、

今後とも変わらぬご声援のほど宜しくお願いいたします。







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コメント

お疲れ様でした。
果たして読んでも良いのか、少し迷ってしまうほど東選手の心の動きが判って、痛い程でした。表面しか見ていなかったこと、ファンの私とはまた違った意識を持たれていたこと、予想はしていましたが、それ以上にプレッシャーを抱えていらしたこと。勝つ喜びを知っている大崎は、特に勝利を常に期待されるスター選手をまとめるキャプテンは、今年は厳しい年だったと思います。たまには、弱音吐いたって良いです。挑戦し続ける限り、応援させていただきますので、今はゆっくり休んでくださいね。奥様や華乃子ちゃんの為にも、来年は笑って終りましょう!

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また

頑張っていきましょうhttp://blog77.fc2.com/image/icon/i/F99A.gif" alt="" width="12" height="12">http://blog77.fc2.com/image/icon/i/F99A.gif" alt="" width="12" height="12">http://blog77.fc2.com/image/icon/i/F9CF.gif" alt="" width="12" height="12">http://blog77.fc2.com/image/icon/i/F9CC.gif" alt="" width="12" height="12">

読んでいて東さんの心が少し見えて胸が締め付けられる思いでした… 来シーズンは生まれ変わった大崎に期待してます。

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お疲れ様でした。

東さんに何を書いていいのか正直わかりません。
簡単な想いではない事、すごく伝わってきました。
いろんな事を考えた何年かだったんですね。
東さんが考えた事、このブログを見て、それにきちんと向き合わなければならなくなった今、どのくらいの想いが頭の中をめぐっているか…キャプテンとして、そして東俊介として、今が正念場なのかもしれませんね。
自分達がその舞台に立っていたであろう決勝を観ている大崎のメンバー。その中で誰よりも遅くまでその場を離れずコートを見つめていた東さん。
来シーズンはこの悩んだ結果が報われる事を祈っています!!
より一生懸命応援させて下さい!一緒に戦わせて下さい!!皆さんのモチベーションが上がるお手伝いがしたいです!!!そして、来年は笑ってシーズンを終えましょう。

東さん今シーズンの戦い&プレーオフ、本当にお疲れさまでした。落ち着いたら更新があるかとお待ちしてました。・・・正直いって読みながら泣けてきてしまいました。東さんの思い、痛いほど伝わりました。今すぐは気持ちの切り替えも難しいでしょうが、どうぞ強い意志を持って乗り越えてくれるコトを心から願っています。私たちには応援することしか出来ませんが、それでも試合に足を運ぶコトで選手のみなさんの励みに少しでもなれるのなら・・と思います。ありきたりですが、とにかく頑張ってください!!

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ひとつづつ・・・

一度王者になったチームならば、どんなチームにも
選手にも通る道なんでしょうね。

家も、一旦更地にしないと、新しい家は建てられません。今回の負けは、有る意味更地になったということに
なるのかもしれません。

また、棟上からはじめましょう。

棟梁あずまさん、がんばれっ!

何があっても。

おはようございます。

今シーズンは私が「ハンドボール」と「大崎電気」に出逢った年でした。何があっても、大崎電気が前進を続ける限り応援し続けますよ!!
これからもっともっとハンドボールが面白くなるよう、ファンが楽しく応援できるよう頑張って下さいね。

お疲れ様でした

こんにちはi-179

今シーズンの私は「ハンドボール」と向き合う年でした。大崎OSOLの皆さんの試合を間近で見て、皆さんのように前に向かって頑張らなければi-199そう思うようになりました。私は県立高校i-257も決まりました。そこの学校はハンドボールがとても強い学校です。ハンドボールをこれからも続けていくつもりですi-179
東選手もどんどんファンを頼ってもいいと思います。遠慮せずファンに色々話してもらえるととても嬉しいですi-175私が出来ることならば・・・。
私はハンドボールが大好きi-175です。東選手もハンドボールをけして嫌いにならないでくださいね。
ハンドボールと大崎OSOLがもっとi-166前進するように願っています。これからもめげずに頑張って下さいね。さっきも言いましたが、ファンをどんどん頼ってくださいね。東選手はi-165人ではないですよi-235

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はじめまして。
東選手は私の主人と同郷で、たまにブログ拝見していました。(チャンピオンカレー、少し辛いけど私も好きです♪)
まずは今シーズン本当にお疲れ様でした。

プロスポーツ選手の心の内を男らしい実直な言葉で書かれていて、写真や絵文字があるわけでもないのに東選手の書き込みされている時の様子がわかる気がしました。
とても、時間をかけて書かれたのでは?でも、その時間は集中しているので書き終わったときにびっくりしたのでは?
今の私がそんな感じです。
感じたことを、うまく伝えることが出来ているか不安ですが、間違いなく東選手の感情は私や、このブログを読まれた方々の中にグッ!ときました。
ここまで引き込まれる文章にはなかなか巡り合えません。ぜひ削除せず残しておいていただきたいです。
そして、来年の今頃には笑顔がこぼれる様子がわかる書き込みがされていることを楽しみにしてます。
これからもOSAKIを名古屋から応援し続けます!

長々と、失礼しました。

確かに、がむしゃらさに欠けていたのかもしれませんね。なんて発言は何も知らない私が言えたものではありませんが、誰も到達したことがないような高い壁を越えるには、並大抵の努力では敵わないですよ。たぶん・・。しかも団体競技ですから、一人の力では到底無理です。いま、ここから抜け出すには東選手の言うように、皆が現実をしっかり、しっかり受け止め、がむしゃらに貪欲に進むしかないと思います。もっとハンドボール漬けにならなければいけないかもしれません。ここは大きな通過点です!ここをしっかり踏みしめてください!!
もうプレッシャーを感じすぎないで下さい。ここから皆で挑戦者としてがむしゃらに登ってやりましょう!!出来る限り私もそのお手伝いが出来たらな、と思います!応援しています!!

読んでいて・・・

東さん、こんばんは。
読んでいて、胸が苦しくなりました。
私は、まだ応援を始めて間もないので、こ~んなに大変な思いをしていたかと思うと・・・。
でも、東さんはじめ、大崎の選手の皆さんが、前向いて行く姿を、応援させていただきますv-238

裏があるから表がある。
影があるから日向がある。
負けがあるから勝利がある。

まだまだ活けるはず!

Real…途中から画面が涙で滲んで読めなくなってしまいました。でも向き合わなきゃいけない、東選手が自分と向き合っているんだから私も最後までしっかり読まなくちゃいけない…。読んでしばらくは何もコメント書きこめませんでした。何か書きたい、でも書けない。考えあぐねた末、ようやく自分の思いを言葉にすることができました。「大崎ってすっげえ良いチームじゃん!大崎のメンバーってすっげえ良い男達じゃん!」ここからまたスタートだよ。転んだら起き上がれば良いじゃん!一緒に起き上がろうよ。二度転んだら二度起き上がれば良いじゃん!一緒に起き上がろうよ。大崎のメンバーはそれができる男達だと信じています!!☆☆☆

格闘技オタクであった私の観戦記録。
ハンドボール観戦で越すかも!です!

今年もoosakiを応援します♪

結果がすべて・・・

結果がすべてのこの世界・・・まとめる事ってすごく大変な事でしょう。東さんの大変さもしみじみ伝わってきましたが、今の大崎のメンバーは、他のチームよりはるかに良いと思います。なので正直優勝して当たり前って思う方たくさんいらっしゃると思います。私も思います。でも、チームプレーって一人が勝ちたい、強くなりたいと思ってもだめ。キャプテンの指示に従い、みんながその指示を納得し、行動にうつす。だから、チームプレーは、キャプテンの見せ所が本当多いと思います。がんばってください。あと、大崎の応援が全くだめ。他の3チームは、応援団長もいてまとまりがあった。応援で負けたんじゃないですか?と思う点がありました。

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東よ!

オリンピックへ行くんだ!

そうすればすべてが変わる。

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