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Author:東俊介
大崎電気ハンドボール部
元日本代表 1975年生まれ
皆さんこんにちは。
この度シュータスのHPで「アズマイズム」と題したブログを公開させていただくことになりました。
「ism」とは主義や主張、学説などのことをいいます。
つまり「アズマイズム」とは僕の主義、主張です。
ハンドボールを始め、様々なスポーツや出来事について僕が日々感じ、考えた事などを徒然なるままに書きつづっていきたいと思いますので、シュータスのHPを訪れた際には是非ともついでにのぞいていって下さいね。
皆さんこんばんは。
最近、アズマイズムってのは、
一体何の競技のブログなんだ?!
と言われる事が多い格闘技マニアズマです。
いや、そろそろハンドの事も
書きたいなぁと思ってはいるんですけどね・・・
(最近、あまりにも格闘技に偏ってるもんなぁ〜)
興味の無い方にはホント申し訳ないっす・・・
〜喧嘩師を見た夜〜
22日の練習後、後楽園ホールまで
J−NETWORKの興行を観に行ってきました、
(J−NETWORKはキックボクシングの団体)
この大会はPRIDEでも活躍した
高瀬大樹選手のキックデビュー戦や、
(3R判定3−0で高瀬選手が勝利。
ただし、僕は途中から観戦したので
この試合を観ることは出来ませんでしたが)
K−1MAX日本代表決定トーナメントで
準優勝したこともある新田明臣選手の試合に加え、
(しかし、噂には聞いていましたが、
新田選手の試合の盛り上がりは本当に凄い!
サンバ・デ・ジャネイロに乗って踊りながら
大歓声の中を入場する新田選手に、試合中も
決して鳴りやまない新田コールを送り続ける
バンゲリングベイ(新田選手の所属ジム)応援団。
生の「新田劇場」はホント一見の価値がありますよ!)
フライ級(50.8kg以下。ちなみにK−1MAXは
70kg以下)最強決定トーナメント決勝戦である
TOMONORI選手(以前にウルレボでも見た事が
ありましたが本当に強い!これからもっとメジャーに
なっていく選手なのではないかと思います)と
魂叶獅(たかし)選手(魔裟斗に負けないくらい
インパクトのある当て字だなぁ・・・)の試合など
凄いカードがたくさん組まれていたのですが、
何といっても、「喧嘩火山再爆発」と銘打たれた
メインイベントのミドル級王者・寒川直喜選手と
3階級制覇を狙うウェルター級王者・我龍真吾選手の
世紀のリマッチ(J−NETミドル級タイトルマッチ)が
格闘技(特にキック)ファンの話題を独占していました。
なぜ、この試合がそんなにも
注目を集めていたのかと言いますと、
今年の夏に行われた両者の試合が
お互いにとって納得の出来ない形で
終わってしまっていたからなのです。
前回の対戦は大激戦の末、
4R途中、両者負傷による
ドクターストップで
寒川選手が王座防衛に成功。
しかし、我龍選手の負傷は
バッティング(反則)によるもので、
寒川選手の負傷は肘打ち(J−NETでは
正当な攻撃)によるものだったため、
我龍選手のTKO勝利と勘違いした
我龍一家と呼ばれる熱いファンが
主催者の説明不足も手伝い、猛反発。
暴動を起こしてしまったのです。
興奮した互いのファンとセコンドが
小競り合いを始め、一歩間違えれば
とんでもない事態になるところを
収拾したのは、我龍選手本人でした。
場内が騒然となる中、
我龍選手は寒川選手を肩車し、
すいません!自分の負けです!
お互いに怪我をしたんですが、
僕の詰めが甘かったです。すいません!
と自らの応援団に叫んで、騒ぎを収めたのです。
勝った寒川選手も
この結果には到底満足できず、
猛り狂う我龍一家の中に飛び込み、
僕は逃げません!と再戦を約束したのです。
その伝説の一戦から4ヶ月。
いよいよ2人が真の決着をつけるこの試合。
キックボクシングファンならずとも
見逃すことの出来ない一戦という事で、
平日にも関わらず、後楽園ホールは
超満員の観客で埋め尽くされていました。
さて。
そんなプレミア必至の試合を、
何故僕が観戦することが
出来たのかと言いますと、
HC東京の堤一之選手を通じて
格闘家の高森啓吾選手に
チケットを用意してもらったからなのです。
(ツッツ、ケーゴ君、本当にありがとう!)

高森選手は、シュータス設立
記念イベント「S+and」の後、
(いいかげんにS+andの話も
続きを書かなきゃな・・・)
渋谷のクラブで初めてツッツ(堤選手)に
紹介してもらったんですが、本当に男前!
豪快なファイトスタイルそのままの
真っ直ぐな、それでいて優しい漢(おとこ)で、
パンクラスMEGATON時代からファンだった
僕は一発で惚れ込んじゃいました。←ホモではない
(ちなみにこの時アレクサンダー富田選手も
紹介してもらったんですが、これまた
すんごく良い漢!←マジでホモではない
是非、また飲みに行きましょうね!)
その高森選手が兄貴分と慕い、
ともに練習を重ねているのが我龍真吾選手。
高森選手が格闘技ファンじゃなくても、
一度は観たほうが良いと言っていた
我龍選手の試合は僕の想像をはるかに超えるものでした。
試合前に、我龍選手が名物となったガン飛ばし
(「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」の
オープニングで関根勤さんが披露した事もある)
で会場を盛り上げると、互いの応援団は
一気にヒートアップ。真吾コールと直喜コールが
怒号の様に鳴り響く異様な雰囲気の中、
いよいよ第1R開始のゴングが打ち鳴らされました。
試合のほうは1Rから互いに技術うんぬんを超えた
(もちろん技術も高いのですが)魂と魂の
ぶつけ合いといった期待を裏切らない大熱戦に。
しかし、ラウンドが進むにつれ、
もともとライト級(61.23kg以下)だった
我龍選手と、絞ってミドル級(72.5kg以下)に
落としてくる寒川選手の体格差が如実に表れてきます。
最終R残り1分。
「我龍タイム」と呼ばれる
ノーガードでの殴り合いに誘った
我龍選手でしたが、寒川選手は付き合わず、
世紀のリマッチの名に恥じない壮絶などつき合いは
5R判定3−0で寒川選手が勝利しました。
試合後、敗れた我龍選手は
今日は負けました。強いチャンピオンでした。
と寒川選手を称え、勝利した寒川選手も
我龍選手に対するリスペクトを表していました。
まさに戦い終わればノーサイド。
本気で戦った者同士だけに芽生える
感情が二人を繋いだように感じました。
(生意気言ってしまって申し訳ないですが)
僕の応援していた我龍選手は
残念ながら敗れてしまったけれど、
勝敗を超えたものを魅せてもらったと思います。
感じて動くと書いて感動。
我龍選手の試合を観て、
確かに僕の中の熱い何かが動きました。
僕もハンドを見に来たお客さんの
何かを動かすようなプレーがしたい。
そんな想いを新たにさせられた夜でした。
ちなみにこの大会の模様はスカイ・Aの
「J−KICK」で録画中継されますので
(11/28(火)22:50〜24:50
11/30(水)25:05〜27:05他)
是非ともご覧になってみてください。
きっとK−1やPRIDEとは
また一味違った格闘技を
感じることが出来ると思います。
それでは、今日はこのへんで。
P・S
ハジの話は近いうちに
続きを書きますのでお楽しみに。